平針の里山の開発をめぐり、平針の里山開発は違法として、
周辺住民が開発許可取り消しを求め提訴しました。
名古屋市の天白区「平針の里山」の開発をめぐり、
周辺住民27人らが三日、名古屋市の開発許可の取消を求める
行政訴訟を名古屋地裁に起こした。
(中略)
訴状などによると、問題になっている里山は
天白区内の緑地帯10㌶のうち㌶。
四カ所のため池や湿地帯、大正時代に整備された棚田のほか
柿や梅などの果樹園、コナラを中心とする広葉樹や竹林が広がる。
野生のメダカなど希少動物の生息も確認されているという。
原告側は「誰もが懐かしさを感じる里山的要素が集約された
都市部では貴重な緑地。良好な自然を破壊するのは、行政行為の
公共性の要件を満たさず違法だ。」などと主張している。
(2010.8.4 中日新聞 朝刊より抜粋)
そして、以下に中日新聞の記事2010.8.4朝刊記事全文を貼りつけます。
さぁこの提訴によって、開発許可を取り消すことができたとしたら
次に、どのようにしてこの土地を保全していくのかが課題となってくる。
地球温暖化の促進を止める上で自然を残すことは、最重要課題だと思われる。
2005年に行われた愛知万博でも、建物を植物で覆った
「バイオラング」
が、その周辺の気温を1度ぐらい下げる効果を確認されている。
この万博で得た教訓、データが何一つ役立っていないようである。
(一部、ドライミストのような商業目的なものは活用されている。)
全く何のために・・環境万博というテーマで開催されたのか?
やっぱり、本音は商業目的だったんだね・・・
と残念な気持ちでいっぱいです。
これからの時代は、自然を保護・保全を進めて、
我々人間が自然と共存する暮らしをする・・・
いわゆる、原点回帰が必要な時代になったのだと思う。
自然は人間だけでなく、動植物を育て全てのものを癒す
「生命のゆりかご」
なのだから・・・
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