見に行ってきました。
(先週11日に見かけたイトトンボ)
この里山で、一番綺麗な場所のため池は、無残な姿に
なっていました。
ため池は堤を壊され、水を抜かれていました。
そして、重機が・・・
でも、この工事が余りにもずさんなものでした。
水を完全に抜く前の状態で、土砂で埋めるだけという造成
工事の仕方です。
この溜池は、雨が降れば雨水が流れ込みます。
さらに、泉のように湧き出ています。
このようなため池で、土砂で埋め立てるだけって・・
一体何を考えてるの???
この溜池の埋め立ての仕方を間違えると、
地下水脈を刺激することになるので、どんな弊害が出るのか
全く分かりません。
本当に、呆れて何もいえないぐらいアホな工事の仕方です。
この開発業者。
その業者の名前は㈱シィールズ 藤が丘にあるらしい。
そして、その下請けが㈱菊和 *1千種区内山町にあるらしい。
この開発に融資しているのが十六銀行 *2。
この銀行、
「日本の森を守る地方銀行有志の会」
の会員です。
平針の里山の開発に手を貸している銀行が!!
「日本の森を守る地方銀行有志の会」
会員なんですよ。
この銀行のやってる事、滅茶苦茶、矛盾してます。
そして、今日、平針の里山で見た光景は・・
1台の重機が、ため池の泥濘に嵌って出れなくなっていました。
もう1台の重機でレスキューを試みていたようですが、
結局、レスキューできないまま泥濘に嵌った状態で
放置して作業員は帰っていきました。
平針の里山の祟りじゃぁ~
これで、今夜、大雨が降ってくれたら・・・
物凄く楽しい事になりそうなんだけどね。
本文*1および*2はそれぞれ企業のホームページにリンクしています。
今朝、㈱菊和のリンクが切れていましたので以前保存しておいた菊和さんの
基本理念と開発プロセスをここに転載します。
---ここから---
基本理念
共感から共存へ
物の豊かさ以上に心の豊かさが重要視されるようになった現在、
住まいを持つことではなく、
どのように暮らすかに多くの方々の意識が移りつつあります。
これは皆様が自分自身の幸せのために、
より真剣に、より具体的に住まいを考えるようになったということであり、
それは、まさに住文化の進歩といっても過言ではないでしょう。
私たち菊和は、その変化に「共感」し、
常に人と環境が「共存」する環境のより良い在り方に着目しています。
時代のニーズに合った、より快適で高品質な暮らしのステージを
お届けしたいと考えています。
しかし。住環境を提供する私たちに与えられた使命や
投げかけられている課題は、以前に比して格段に難易度を増し、
ニーズを満たすための事業活動は高度化を極めています。
私たちはこうした時代の流れを喜ぶべき時代の到来として前向きにとらえ、
全社一丸となって新しい時代のお客様の喜びに全力でチャレンジしていきます。
幸いなことに私たちには地域との密着、ハイスペックな開発ソフトの多数導入、
ハイレベルなスキル、確かな実績、そして豊かなノウハウがあります。
これらをベースとして、果敢なチャレンジ精神で、
未来志向のオリジナリティ豊かな不動産開発事業により
一層の社会への貢献を目指していきます。
開発プロセス
環境と共存のためにいきついたプロセス
私たち菊和には、「人」と「環境」がうまく「共存」するために、
あらゆる角度から幾度も綿密に調査し、最善の方法を導き出す
プロセスがあります。さらに、迅速・正確・ローコスト、
そしてコミュニケーションの確立を遵守するための独自のノウハウを
全てクリアしてこそ、「共 存」への道が始まります。
㈱菊和ホームページより転載
----ここまで------
この平針の里山の開発工事と
基本理念が有っていますか?
そして、この平針の里山の開発関連の記事が読めます。
平針・里山伐採イニシアティヴ:
「COP10・SATOYAMA・伐採・イニシアティヴ問題」が国会質問される。
http://
「平針・里山伐採イニシアティヴ」を、年表にまとめてみた。
http://
平針の里山、住民と業者が睨み合い。刑事、アルジャジーラが登場。
http://
無残に破壊された平針の里山。周辺住民に話を聞いた。
http://
平針の里山を次の世代に残したい「いのちの旅のパレード」開催。
http://
平針の里山を暴力業者が伐採中 現場の人の話と各種報道を集約してみた。
http://