(中日新聞WEB 2010.2.12 記事より。 上記URLより記事が読めます。)
---ここより---
愛知県は、道路や宅地開発などで途切れた自然を人工の緑地や水辺などで再生し、
生物の生息域を拡大する環境づ くりに乗り出す方針を固めた。
知多半島では半田市出身の童話作家、新美南吉(1913~43年)の作品にちなみ
「ごんぎつねとの共生」を掲げ、自然と人が 共生する里山の復元を目指す。
10月に生物多様性条約第10回締約国会議(COP10)が名古屋市で開催される
のを機に、企業やNPO、市町村に協力を呼 びかける。
県は「生態系ネットワーク」と名付けて年内にも県内数カ所をモデル地域に指定し、
事業に着手する。知多半島では3月にも、国や地元大学とともに研 修会を開催。
長久手町などリニモ(東部丘陵線)沿線の平野部や、西三河地方の里山なども
候補に浮上している。
事業に着手する。知多半島では3月にも、国や地元大学とともに研 修会を開催。
長久手町などリニモ(東部丘陵線)沿線の平野部や、西三河地方の里山なども
候補に浮上している。
計画によると、トンボやチョウ、キツネなど昆虫や動物の生息調査を基に、
繁殖や餌をとるのに必要な行動範囲を分析。
手入れされず放置された田畑、 ため池、森林を復元する。
繁殖や餌をとるのに必要な行動範囲を分析。
手入れされず放置された田畑、 ため池、森林を復元する。
移動ルートが道路や鉄道、コンクリート護岸などで遮られている場合は
、新たな緑地や水辺、トンネルなどを整備し、生息域を結び付ける。
学校や企業 にも周辺の生物環境を意識したビオトープや緑地づくりを求める。
、新たな緑地や水辺、トンネルなどを整備し、生息域を結び付ける。
学校や企業 にも周辺の生物環境を意識したビオトープや緑地づくりを求める。
知多半島ではかつてはキツネが多く生息していたが、
餌の減少や移動ルートの断絶などで数が減っている。
県は、「ごんぎつね」を事業の象徴として、 地域の取り組みを後押ししたい考えだ。
餌の減少や移動ルートの断絶などで数が減っている。
県は、「ごんぎつね」を事業の象徴として、 地域の取り組みを後押ししたい考えだ。
一方、欧米が取り組んでいる「エコシステムアプローチ」の考えを、
新たな開発事業に導入することも検討。開発による生態系の損失を、
別の場所で代 償させる客観的なガイドラインを策定し、
生態系ネットづくりに活用する方針だ。
------ここまで、(中日新聞記事WEB 2010.2.12 記事より)---
上記のような取り組みが、半田市の訴えにより、愛知県が動いたようである。
新たな開発事業に導入することも検討。開発による生態系の損失を、
別の場所で代 償させる客観的なガイドラインを策定し、
生態系ネットづくりに活用する方針だ。
------ここまで、(中日新聞記事WEB 2010.2.12 記事より)---
上記のような取り組みが、半田市の訴えにより、愛知県が動いたようである。
確かに、里山の復元という事業も環境を考えるという意味では、
とても大切である。
だが、里山を復元しなくても、100年前の出で立ちを残している
「平針の里山」
が、県内にある。
それも、COP10を開催する名古屋市内に!!
愛知県も里山復元する事業にお金を出すなら、その予算の少しでも、
この平針の里山を買取る費用として捻出して欲しいものである。
映画監督 宮崎駿が、
「平針は名古屋のトトロの森」
と言ってくれたのだから・・・
宅地開発によって、この里山が壊されてからでは復元は
絶対にできないのだから、いま、この里山を保全するために
名古屋市、愛知県がしっかりと手をとり、協力しあって欲しいものである。
そして、これから
生まれてくる、子供たちのために・・・
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